冬の運転で気を付けたいのが路面の凍結です。運転中に車がスリップして初めて路面の凍結に気が付いたという経験をされたドライバーさんも多いのではないでしょうか。凍結した路面は「アイスバーン」と呼ばれ、非常に滑りやすいためスリップ事故を起こす危険があります。
路面凍結とは、道路上の水分が凍結することをいいます。気温が氷点下まで下がらなくても路面の温度は気温より3℃~5℃程度低くなることがあります。そのため気温が5℃以下になると路面凍結が発生する可能性があります。特に晴れた日の夜や翌朝は放射冷却で路面凍結が起こりやすいので注意が必要です。
夜間や早朝はもちろんのこと、昼間でも陰になっている道路では路面凍結の可能性があります。次のような場所では路面凍結の発生に気が付かないこともあるので特に注意が必要です。 🔶橋や立体交差などの橋梁 🔶トンネルの出入口付近 🔶交差点付近
冬の運転では、路面凍結(アイスバーン)を想定することが大切です。路面が凍結している道路、または凍結のおそれがある道路を走行する際には、次のポイントを踏まえて慎重な運転を心がけましょう 🔶急ハンドル・急ブレーキをしない 🔶スピードを十分に落として、等速走行をする 🔶車間距離を十分にとる ※早めにスタッドレスタイヤに交換するなど事前の準備をしておきましょう